身軽になる方法をまとめました。
身軽になるために必要な要素は8つありますが、物を少なくするだけでなく、人間関係、考え方などあらゆることが含まれます。
・部屋には荷物が多すぎる
・人間関係にしばられて、動けない
・時間がない
・ムダな物を買ってしまう
・何も考えたくないし、動きたくない
そう感じる時、ヒントになるかもしれません。
実際に私が身軽さから逆行しつつあるとき、みなおしていることです。
【この記事で分かること】
・身軽になるために必要な要素とその理由
・そのために「不要なこと」と「必要なこと」
目次
身軽になるための8つの要素
身軽になるために必要なことが8つの要素はこちら。
- 少ない持ち物
- 元気なからだ
- 良好な人間関係
- ゆとりのある時間
- 柔軟な思考
- 経済的余裕
- 行動力
- 判断力
すべてを満たす必要はないけど、多くを満たしているほど、軽くなれるということです。
身軽になるために必要なこととその行動
①少ない持ち物
身軽でいるためには、まずは物との関係は無視できません。
荷物が多いほど重くなり、移動が面倒になるし、逆に物理的に軽いと動きやすくなるから。
物理的なものをかるくするためには、不要品を手放します。
使わない、好きじゃない物が不要品。
手放して物の命を成仏させてあげるか、第2の人生を探していかしてあげます。
方法は、メルカリ、オークション、フリマ、リサイクルショップ、人にあげる、捨てる、何でもいいです。
減らしつつ、最低限の物だけを持つようにすれば、物はそんなに増えません。
最低限の物とは、必需品と好きな物です。
断捨離しようとするときは、必需品と好きな物だけ残して、あとは手放すようにすれば、一番早い。
とはいえ、好きな物や必需品をわけるにも、自分を知らないと難しいです。
だから日常的に、どんな生活をしたいかを考えていく必要があります。
せっかく減らしても、ムダな物を買い続けたら減らせないので、買う基準も決めておきます。
買う基準は、必要な物、大好きな物。
それ以外であれば「投資」「生産」「アップデート」できるか考えると、自分にとって役に立つ、価値ある物だけを持つことができます。
そして、買う時は終わりを考えて買う。
そうすることで、ムダな物の増加をおさえられます。
需要があってすぐ売れる物だったり、捨てやすい物であれば、とりあえず置いておくという選択をしなくてすむのです。
”ムダな物を手放しながら、1群だけ残して、不要な物入れない”
これで、物理的に軽くなります。
【物理的に軽くなるために今できること】
- 好きなもの、必要なものだけを持つ
- 好きじゃないもの、不要なものを買わない
→【片づけの順番】どこから捨てる?手放すもののレベル分けと判断基準
→ シンプルに暮らす基本、ものの買い方とえらび方【後悔しない買い物】
②元気なからだ
からだが強い方が、難易度の高い場所にも挑戦しやすいですよね。
健康状態に不安があると選択肢は減り、元気だとより早く動き、遠くにもいけます。
だから、より軽くなるために元気なからだをつくることは大事。
健康は、不健康になる習慣を断ち、日常を整えていくことで最大限維持できます。
なので、まずは、睡眠不足、過度のストレス、冷え、荒れた食事、運動不足、思いつく悪習慣を少しずつ断ちます。
そうしながら、健康に良いと思えることを習慣にしていきます。
例えば
・食事の質をあげる
・睡眠を調整する
・メディテーションをして頭と心をクリアにする
・運動をしてからだを活性化する
など。
生活を改善しつつ、治療ではなく予防で病院や専門家に頼るのもおすすめです。
健康意識がより高まります。
病院に行くのは、治療より予防にしておきたいですね。
【最大限健康でいるためにできること】
悪習慣をやめ、睡眠・運動・食の基本的な生活習慣をととのえる
③良好な人間関係
人間関係がスムーズだと、生活が楽しくなり、気持ちも軽くいられます。
複雑な人間関係は足かせになり、息苦しくなってしまうけど、風通しが良い関係はずっと動きやすくなります。
だから、物だけでなく、気持ちも軽やかでいたいなら、人間関係も大きな要素。
良い人間関係をつくっていくためには、一緒にいてつらい人と離れます。
無理に一緒にいると、気持ちもからだも不調になり、大切にしたいことや人を大切にするよゆうも奪われてしまうからです。
関係を切るまでしなくても、距離をおくだけでもいいと思います。少し離れるだけで、冷静になって客観的に見られるようになることも多いです。
一緒にいてつらい人に対して、最大限の良心を持って接しても何も変わらないなら、いずれ離れる覚悟か、自分がこわれても付き合い続ける覚悟をしなければならないときがきます。
大人の特権は、付き合う人が選べることです。
ただ傷つけてくる人や一緒にいて辛いだけの人を大事し続ける義理ってありますか? そこにしばられる必要はないと思います。
人間関係に悩みを抱えている場合は、交友関係を変えるだけで、身も心もかなり軽くなるはずなので、よく考えてみてください。
気持ちを自由にしておくために、良好な人間関係は必要です。
【良好な人間関係のためにできること】
- ネガティブな関係とは距離をおく
- 大切にしたい人や好きな人には積極的に会う
- 尊重し合い、大切にし合える人を大切にする
④ゆとりのある時間
スケジュールがいっぱいだと身動きが取れなくなりますが、時間の余裕があると動きやすい。
だから、ゆとりをつくることも大切。
ゆとり時間を確保するためには、不要な時間を断っていくだけ。
例えば
- 不快な時間
- 気分がのらないことをする時間
- 楽しくない時間
- 不幸を感じる時間
この時間に価値ってあるのでしょうか?
価値を感じられないムダな時間は、遠慮せずに断っていきます。
ゆとりの時間を持つには、時にいさぎよさが必要です。
いさぎよく断つだけでも変わりますが、効率の良さを考えながら生活したら、もっと時間がつくれます。
新しい物や情報は空いた余白に入ってくるから、時間のゆとりも確保しておきたいですね。
【ゆとり時間のつくり方】
しあわせを感じないことをやめる
効率化する
⑤柔軟な思考
たとえどこに行こうとも、自分で自分で制限していたら、いつまでたっても自由は感じられません。
例えば「~すべき」「~しなければならない」という考え方は、制限をかけていること。
その制限は、自分の行動や視野だけでなく、他人への許容範囲を狭くしてしまいます。
反対に、自分も他人も許すことができる人は、気持ちが軽やかだし、一緒にいて心地よいはず。
制限をなくし、しばりを減らすためには、今持っている思い込みを外していきます。
思い込みを外す方法は、あらゆる世界を知り、色んな価値観に触れること。
そのために知らない土地に行く必要はなく、はじめての体験をしたり、価値観が違う人と出会ってみるだけでもいいと思います。
たくさんのことを知って視野を広げると、多様な価値観を受け入れやすくなり、その結果、制限がはずれていきます。
広い視野を持ち「~しなければならない」「~すべき」という自分ルールをゆるめ、気持ちも軽くいきたいですね。
【柔軟になるためにできること】
多様な価値観に触れ、その価値観のある世界を想像すること
⑥経済的余裕
金銭的なよゆうは、気持ちのよゆうをうみます。
「お金がないから、行けない(できない)」という選択をしたことのある方なら、身軽さとお金が関係することは分かると思います。
「お金を貯めてから」という言い訳もなしに、行きたいところに行きたいと思った時にいくことができます。
行きたい場所が遠くだったり、装備やガイドさんが必要な難易度の高い場所に行く場合にも、お金が助けになってくれることは多いです。
お金は身軽でいるための強い味方になってくれるのです。
お金のよゆうを持つ第一歩は、支出を減らし、収入を増やすこと。
具体的には、浪費をなくし、消費を減らし、投資を増やすことです。
浪費とは、使ったお金 > 価値
消費とは、使ったお金 = 価値
投資とは、使ったお金 < 得られる価値
ムダ遣いがやめられないときは、物を買う時、時間とお金について考えてみてください。
これは自分の時間の何時間分になるのか、それに勝る価値があるか
例えば、時給1,000円で働いている場合、5,000円ムダな物を買ったら、5時間分の自分の時間を粗末にしてるということ。
こう考えると、自分にとって価値のない物を買いたいとは思えないですよね。
だから、浪費と消費を減らせるのではないでしょうか。
逆に払った額より大きいリターン(価値)が望める物には、お金をかけます。
価値があると感じる物には、お金を使うようにするのです。
さらに、出ていくお金を最小限にしつつ、株や不動産収入、スキルアップしてあらゆる仕事をするなどして、収入源を複数にして、お金を増やします。
とはいえ、投資や副収入を考えるのは、ムダなお金を見直してからでも遅くはありません。
【経済的ゆとりを持つためにできること】
浪費をなくし、消費を減らす
収入源を複数持ちつつ、お金に働いてもらう(株、不動産などの投資)
⑦行動力
身軽さが価値を持つのは、行動したとき。
物理的に軽くなったところで、自分の行動力がなければどこにも行けません。
軽くになっても、自分で動かなければ意味がないのです。
例えば、会いたい人に会いたくても、自分が動かないと会えないし、やりたいことも何もしなければできるはずありません。
だから、自分が好きなことを選んで、とりあえずはじめる必要があります。
価値をいかすには、少しずつでも不活性な自分を捨てて、活動的になることが大切。
人でも運でも何でもそうですが、何も動かずにいる人より、自分で動いている人に味方したいと思うものです。
だから、何かにたよる前に、少しでもいいから自ら動く。
何もしないよりも、前進します。
そうやって、したいことをするチャンスを自ら取りに行けるようになっていきます。
【行動力をつけるためにできること】
何でもやってみる
⑧判断力

物事を決める時、判断力がないと操られるだけ。
自分で考えて納得した上で選んだことなら、身軽さがムダになりません。
軽さは、利用されるのではなく、幸せのために有効活用できたらいいですよね。
①~⑦のことがそろっても、自分で判断できないと、誰かの都合の良い操り人形になってしまいます。
それを望むのならいいですが、自分で歩んでいきたいなら思考停止は禁止。
自分で考えて、判断して動いて、言動に責任を持つことが必須です。
自分の人生の舵を自分でとることで、責任は増えますが、それだけ自由になります。
【判断力をつけるためにできること】
日常的に自分で考える
身軽になることは、幸せになること
身軽でいるメリットは有意義に過ごす時間が増えること。
・行きたいところに、行きたい時に行ける
・やりたいことを、やりたい時にできる
・会いたい人に、会いたい時に会える
しあわせを感じる時間が増えるということです。
だから、
・現状に満足できない
・変わりたい
・軽やかに生きたい
・行きたい時に、行きたいところに行きたい
・幸せになりたい
そんな時に思い出したいのがこの8つのことです。
- 少ない持ち物 ⇒ 好きなもの、必要なものだけを持つ
- 元気なからだ ⇒ 悪習慣をやめ、基本的な生活習慣をととのえる
- 良好な人間関係 ⇒ ネガティブな関係な人と距離を置き、尊重し合える人を大切にする
- ゆとりのある時間 ⇒ しあわせを感じないことをやめ、しあわせを感じることをえらぶ
- 柔軟な思考 ⇒ 多様な価値観に触れ、想像力をもつ
- 経済的余裕 ⇒ 浪費をなくし、消費を減らす
- 行動力 ⇒ とりあえずやる
- 判断力 ⇒ 自分で考えるクセをつける
何もせずに、いきなり身軽にはなれません。
できることから変えて、少しずつ重荷を外していけたらいいですね。