ものを手放してもまた増えてしまうのは、ムダなものを買い続けている証拠。
片付けはできるのにムダなものが減らないなら、買い方を考える必要があります。
上手に買い物ができるようになれば、ムダなものを買うことも、それがたまっていくこともありません。
上手な買い方とは、買って後悔しないものを買うこと。
具体的にどんなものかをまとめました。
目次
シンプルに暮らすための基本:買うときの2つの基準
買うものは、この2つ。
- 必需品
- 好きな物
これだけを買っていれば、自分にとって価値のあるもの、好きなものに囲まれて生活できます。
具体的に買うもの
具体的に買うものは、7つを基準にしています。
1:アップデートできるもの
今持っているものより、よりよくなるものを買います。
もちろん買った後は古いものは手放します。
残しておいても使わないだろうし、減らさないと増えていくだけです。
2:投資になるもの
投資とは、かけたお金や労力より大きなリターン(価値)が期待できるもの。
幸せな気持ちになるのも価値。
全く同じものでも、持つ人によって価値は変わります。
例:いい化粧品を買って、毎日気分良くできるなら価値は高いし、逆に衝動買いでそのあと使わず放置なら浪費。
よくわからないなら、買うときに「これは自分の時間の何時間分になるのか、それに勝る価値があるのか」を考えてみてください。
例えば、時給1,000円の人が5,000円かけてムダなものを買ったら、5時間分の自分の時間を粗末にしているということ。
そうやって考えられると、自分にとって価値のあるものを見極めらるようにもなります。
3:生活の質が上がるもの
生産性が上がるということは、生活の質があがるということ。
例えばスマホは、音楽も動画もどこでも楽しめるし、誰とでもすぐ繋がれるので、生活の質は上がります。
ない生活の方が質が上がるなら、無理に持つ必要もないですが、私は旅行、仕事、プライベート、全てスマホに頼って充実させているので、ない生活は考えられません。
4:すぐに使うもの
いつか使うと思って買ったものって使わないので、いつか使うものは買いません。
例えば、サイズが小さい洋服しかなかったとして、いつか痩せたときに着ようと買うのではなく、今きれないなら諦めます。
実際に痩せたとしても、そのころは好みが変わっていることが多いです。
と言っても、欲しい気持ちが何ヶ月も変わらないなら、私の経験上では持ってもムダにはなっていません。
5:「これでいい」より「これがいい」
好きの基準は「これがいい」と思えるかどうかで判断します。
「これでいい」ものは買いません。
妥協して買うより、これが最高と思って持っている方が、気持ちよく使えます。
6:需要があるもの
迷っている時に考えることは、終わりのこと。
どうやって手放すかを考えます。
需要がありそうなら、すぐに売れるので試しに買ってみるのはアリだし、なさそうなら捨てることになるかもしれません。
なので、需要があるなら買う、なさそうなら買わないという判断をすることもできます。
7:納得して買えるもの
納得してものを買えたら、後悔はしません。
納得して買う方法は、まず、そのものの1日の値段をざっと計算してみること。
例えば、3万円のコートを買って30日着る場合、1日の価格は1,000円。
それに納得できるなら(財布も自分も)買えばいいし、迷いがあるなら保留。
冷静に計算することで、感情だけの衝動買いが抑制できるようになっていきます。
まとめ
買い方も考えていくと、片付けた後にムダなものが増えていきません。
もし使わないものを買ってしまったとしても、手放しやすいものであれば後悔もありません。
上手に買いものをして、好きなものと必要なものだけに囲まれた、自分だけの快適空間を作っていけたらいいですね。
買って後悔しないもの
- アップデートできるもの
- 投資になるもの
- 生活の質が上がるもの
- すぐに使うもの
- 「これでいい」より「これがいい」と思えるもの
- 需要があるもの
- 価値に納得できるもの