映画好き2人と世界も認める厳選した良作20作を紹介します。
最近、映画好きの友人とおすすめ作品を100~150作品出しあったのですが、20作品が一致しました。
友人は私がランキングに入れてなかった、アクションやSF、サスペンスを多くあげてきたのに、それでも20作品も一緒だったのです。
しかも、その20作すべてIMDbのでも7.5以上とかなり高い評価。
良作はあらゆるボーダーを超えて、良いということではないでしょうか。
ということで、映画好き2人と、世界評価も高い映画20作を紹介します。
目次
ショーシャンクの空に
どんな逆境でも希望を持って真摯に向き合い、懸命に生きていこうと勇気をもらえます。
今ある状況がつらくても、前を見て、希望を信じて、努力し続ける姿勢、その姿に勇気をもらい、その結果、勝ち得た自由に感動。
IMBbのトップ250の中で選ばれた、1位の人気名作です。
パルプフィクション
おおまかなストーリーとしてはひとつのギャングの話となっており、その中にいる人間の短編ストーリーとなっているが、時間的な順序とは異なった流れで構成されている。ーWikipedia
3つの犯罪ドラマがかさなって、全体で1つの円を描くようなユニークな構成。
テンポよく軽快にすすみ、衝撃のクライマックスが待っています。
他に類をみないおもしろさのある映画。
フィフスエレメント
タクシー運転手のコーベンが一目惚れした謎の美少女リールーと共に、地球を救う4つの石を求めて奮闘するSFアクション映画。
ブルースウィルスが最高に輝いている作品ですね!
レオン
ニューヨークで孤独に生きる殺し屋のレオンと、家族を殺された隣室に住む少女マチルダ。
親子ほど年の離れた二人の関係は、親子愛なのか…? 恋愛なのか…?
何だとしても、プラトニックな愛なのは確か。
最後は切なくなりますが、前にすすんでいくマチルダに勇気をもらえます。
最高にかわいいボブのナタリーポートマン、渋いジャンレノ、最高にかっこいいゲイリーオールドマンと、オシャレさもある映画。
インセプション
みおわったあと謎が残るSFアクション。
夢だと思ったら現実で、現実だと思ったら夢で…のループ。最後の解釈が人それぞれでおもしろい。
同じ人でもみるたびに解釈が変わることもある、何度も楽しめる映画。
バックトゥザフューチャー
タイムマシンで過去に戻るSFアドベンチャー映画。
痛快で誰でもいつみても楽しめる娯楽映画。
1980年代に大ヒットしましたが、いつまでも楽しめますね。
1人でも、恋人同士でも、友達とでも、家族でもみれる映画って貴重です。
アメリカンビューティー
平凡な核家族が崩壊する過程で、現代アメリカ社会の抱える闇を時にコミカルに描き出す。ーWikipedia
ストーリーはかんたんに言えば「父親でもあるロリコン中年男性の孤独とときめき」でしょうか。
アメリカの中流家庭の崩壊を描いた映画に「アメリカの美」という題名をつけることで、アメリカ社会に対する強烈な皮肉を利かせていること、
赤いバラを「豊かな家庭の象徴」「官能の象徴」として節々に使っているところなど、
色んな意味でおもしろいのです。
ペイフォワード
この映画は、この課題に対して「ペイ・フォワード」を提案し、実行した少年の話です。
「ペイフォワード」とは、自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すという恩おくりのこと。
主人公の少年は、恩おくりをしてみてもうまくはいかないと落ち込んでいたけど、それは静かに波紋のように広がり、大きな感謝となって戻った最後は、何度みても涙なしでみれません。
これをみたら、誰もが恩おくりをやってみようと思えるはず。
そう考えると、この映画自体が、奇跡と感謝の波紋を世界中に起こしていそうな軌跡の映画だと思えます。
ファイトクラブ
支配と自由がテーマの「ファイト・クラブ」
消費社会の洗脳と、物の奴隷化から脱出するためにもがく映画です。
この映画の主人公のように、必要でもない物を買うために働き、消耗することへの違和感を感じる人は多いのではないでしょうか?
主人公は「ムダな品物に囲まれた生活を捨てたい」とその生活を捨てて、理想の自分を生きるようになっていきます。
ただ、はじめはそのバランスが悪くハチャメメチャ。
最後の方では、優しさと自信がフュージョンした自由で自信と優しさを持った人ができあがるのですが・・・。衝撃のラストが待っています。
「お前は”物”に支配されている」
「我々はライフスタイルに仕える奴隷。要りもしない車や服を買わされている」
「いつか必ず死ぬって事を恐れず心にたたき込め!すべてを失って真の自由を得る」
うなずく言葉のパレードです。
観てもいないのに、ただのバイオレンス映画だと思っていたことを謝ります。
エイリアン
宇宙船という閉鎖空間の中で、異星人(エイリアン)におそわれる恐怖を描いたSFホラ―映画。
臨場感と緊迫感があっておそろしい。
緊張感が半端ないですが、ついみてしまいます。
フォレストガンプ
アメリカの激動する歴史を駆け抜けた、トム・ハンクス演じる青年フォレストの青春を暖かい感動で描いて、アカデミー賞(R)作品賞ほか6部門を独占した映画史に残る名作。
まっすぐに走り続ける、そしてたどり着いた先では、目の前のことに全力で没頭する。
そんな主人公、フォレスト・ガンプをみていると心動かされるし、見栄をはるのをやめて、素直になろうと生き方を改めさせてくれます。
原点に戻りたい時に見ると、気持ちも頭もクリアになり、心もデトックスされます。
「やりたい」は絶対叶うし、まっすぐに追い続けたら早く実現する。それを思い出したい時に観てる映画だけど、観るたびに心があらわれる。
今回は「過去を捨ててから、前に進みなさい」が響いた。 そして「まっすぐに汚れなく、誰かを愛したい」と思った。#フォレストガンプhttps://t.co/oFM9gxgsfB pic.twitter.com/n6IOD3yWG5 — みそぎ (@minimal_clear) 2018年7月9日
シザーハンズ
ピュアな人造人間エドワードと少女の交流を描いたラブファンタジー。
孤独の中あらわれた素敵な女性への思いと、その女性を永遠に抱きしめることができない切なさが伝わってきます。
夢幻的世界の中にある、かなしくて、美しいラブストーリー。
グッドウィルハンティング
天才的な頭脳を持ちながらも幼い頃に負ったトラウマから逃れられない1人の青年と、最愛の妻に先立たれて失意を感じている心理学者との心の交流を描いたヒューマンドラマ。
心を閉ざした青年の成長が軸にすすんでいく青春映画です。
主演のマット・デイモンが、ハーバード大学在学中に授業のために執筆した脚本が映画化されたもので、マット・デイモンの代表作。
マスク
冴えない男が偶然に不思議な緑色の木の仮面を手に入れ、超人的な力を持った黄緑色の顔の怪人・マスクに大変身する物語。
ジム・キャリーを一躍スターにした映画として有名なコメディ。
めちゃくちゃおもしろくて痛快で、みると元気になります。
ライフイズビューティフル
ナチス収容所におくられた男性の希望と愛を描いた話。
絶望的な状況下で、笑顔と希望を捨てず、家族を守ろうとする父親が守り切ったのは、愛する我が子の命、純粋さ、笑顔。
戦争が舞台でも家族愛が主軸なので、みおわったあと疲れたり、重くなったりしません。
感動傑作といえば、だいたいこの作品がでてくるくらい人気作。
最強のふたり
全身麻痺となって車椅子生活をおくるお金持ちと、その介護役になったスラム出身の青年の絆の実話をもとに描かれた映画。
青年の、同情もなく対等に人と向き合う純粋さが、生きる希望をつくりだしていったのですが、その姿に心動かされます。
多様性を受け入れる、差別をなくす、助け合って認め合って、平等に暮らすなど、あらゆることに対して「大きく声をあげることで、余計にそういったものを作り出すこともあるのかも」と考えることがあります。
大きく叫ばなくても、それぞれができる範囲で自然と行動していけるのが1番いいですね。
残るのは心のつながりであり、それが生きている喜びで、人とのかかわりや絆を大切にしたいと気づかせてくれる映画です。
私の頭の中の消しゴム
彼女のアルツハイマー病を受け止め、支えつくすピュアなラブストーリー。
肉体的な死よりも精神的な死が先にくることがつらすぎて、2人の関係が美しくて、涙で画面が見えなくなるくらい泣けます。
キャッチコピー「死より切ない別れがある」 そのままの映画です。
日本で公開された韓国映画史上第1位の興行収入となった作品(興行通信社調べ)
もののけ姫
宮崎駿監督が、構想16年、制作に3年をかけた大作アニメーション。
室町時代の日本が舞台の神、自然がテーマの話。
壮大ですごみがあり、キャッチコピーの「生きろ」もマッチしています。
風の谷のナウシカ
戦争による科学文明の崩壊後、異形の生態系に覆われた終末世界を舞台に、人と自然の歩むべき道を求める少女ナウシカの姿を年代記の形で描く。―
生態系をこわしながら、便利さと欲を求め続ける世界に、警鐘をならしているかのようなストーリー。
生まれてはじめてみたジブリ作品で、個人的には1番好きなジブリ映画。
2019年、歌舞伎化決定したそうです。みたい!!!
バルフィ!人生に唄えば
主人公は耳が聞こえず貧乏で家族がいない前向きな青年。
その青年と恋に落ちるのは、自閉症の令嬢と、裕福な美女。
純粋に恋に落ち気持ちに素直な2人が共に愛し、共に生き、共に逝く姿は理想の愛の形でしかないし、
気持ちに嘘をつき、迷い、他を選び、2人をささやかに見守っている取り残された美女の「心に嘘をついた時間は取り戻せない」感は美しくも、せつない。
人生の最大のリスクとは、リスクを避けること
愛の形は様々だけど、気持ちに素直な恋を選ぶのが一番幸せなんだろうと思えます。
ヒロインの美女っぷりにびっくりだし、自閉症女性を演じる女優の演技は素晴らしい。

どんな人でも恋愛をすることは尊いし、障害があろうと恋のライバルになる平等さをさりげなく入れているところも好感が持てます。
【人生の教訓にしたいこと】
☑︎心に嘘をついた時間は取り戻せない
☑︎リスクを避けることがリスク
☑︎心と行動が伴っていることが幸せ
☑︎全く︎同じ幸せは再びやってくることはない。だからその時に目一杯感じる
☑︎幸せもタイミングも待ったなし#バルフィhttps://t.co/gvIrsS8pc9— みそぎ (@minimal_clear) 2019年1月4日
絶対おすすめ!みるべき映画のリスト
ショーシャンクの空に |
Shawshank Redemption
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パルプフィクション |
Pulp Fiction
|
フィフスエレメント |
The Fifth Element
|
レオン |
Leon: The Professional
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インセプション | Inception |
バックトゥーザフューチャー |
Back to the Future
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アメリカンビューティー |
American Beauty
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ペイフォワード |
Pay It Forward
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ファイトクラブ |
Fight Club
|
エイリアン | Alien |
フォレストガンプ |
Forest Gump
|
シザーハンズ |
Edward Scissorhands
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グッドウィルハンティング |
Good Will Hunting
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マスク |
The Mask
|
ライフイズビューティフル |
Life is Beautiful
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最強のふたり |
Intouchables
|
私の頭の中の消しゴム |
A Moment to Remember
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もののけ姫 |
Princess Mononoke
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風の谷のナウシカ |
Nausicaa of the Valley of the Wind
|
バルフィ!人生に唄えば | Barfi! |
まとめ
ヨーロッパでうまれ、各国で育ったこの友人と、限界集落で生まれ、狭い世界で育っていた私。
サスペンスやアクションはあまりみずにヒューマンドラマ好きの私と、その逆の彼女。
それでもこれだけの作品が良いと一致したのです。
良い映画は、ジャンルも、国籍も、好みも超えて、人の心や感覚に触れてくるんですね。
皆さんの好きな映画は何ですか?
好きな本は? 好きな物は?
いろんな人の好きを聞くのって楽しいですね!