ミニマルな生活は手段やこだわりの一つでしかなく、クリエイティブで、想像力が豊かで、創造的な人たち。
理想を作っていく人、開拓していく人、新しさの中に飛び込む人、新しい何かを作っていく人・・
そんな突き抜けた人たちを紹介します。痺れる!憧れる!人たちです。
服の選択にもエネルギー節約して、創造する
毎日同じ服を着る有名人4人から。
毎日同じ服を着るのは「決断や選択するエネルギーを減らすため」と3人とも同じような理由から。
アップル社創設、スティーブ・ジョブズ〜こだわったもので囲む〜
スティーブ・ジョブズの定番は、NewBalanceのスニーカー、リーバイス501のデニム、イッセイミヤケのタートルネック(ネイビー)。
服を制服化するきっかけは、ソニーの工場を見学したこと。
そこでジョブズは、同じ制服を着ている従業員を見て「なぜ同じ服を着ているか」を問いたそうで、ソニー創業者の盛田氏はこう答えています。
このことに感銘を受けたのが、自身の服の制服化につながったそうです。
第二次大戦後、日本人は着る服もなかった。だから会社が従業員に作業着を制服として配らなければならなかったのです。でも今では、この制服が従業員と会社をつなぐ存在になっている。制服を着ることで、ソニーの一員ということを実感することができるんですよ。-盛田昭夫
Facebook創業者、マーク・ザッカーバーグ〜僕のすべきことに集中する〜
グレーのTシャツにデニムといえば、Facebook創業者であるマーク・ザッカーバーグ。
下に貼った動画では「なぜ毎日同じ服をきているのか」と言う質問にマーク・ザッカーバーグ本人が答えています。
僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしている。実はこれは多くの心理学的な理論に基づいていることで、何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。日々の生活の小さな物事にエネルギーを注いでしまうと、僕は自分の仕事をしていないように感じてしまう。最高のサービスを提供して、10億人以上もの人々を繋げることこそ、僕のすべきことなんだ。ちょっとおかしく聞こえるかもしれないけど、それがぼくの理由だよ-(訳)笑うメディアクレイジー
バラク・オバマ(アメリカ第44代大統領)〜決断が多すぎる〜
オバマ氏も同じスーツを着ていました。
私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね -(参照)笑うメディアクレイジー
服を選ぶ時間がたった1分だとしても、多忙すぎる人にとっては貴重な時間なんでしょう。
また、その選択をするのにわずかのエネルギー消耗だけだとしても、それすらも惜しいくらい毎日毎時間大きくな選択をしているんでしょうね。
映画監督 紀里谷和明〜物欲がない〜
映画監督の紀里谷氏は、夏用スーツ、冬用スーツ、タキシード、ジーンズとパーカー4セットだけしかもっていないそうです。
少ないからこだわりが無いのではなく、こだわるから少ない、もしくはこだわって少ないのだと思います。
クリエイティブな人たちは徹底してこだわることが多く、それが日常にあらわれたんではないかな?と勝手に予想しています。
無駄を徹底的に省く
堀江貴文〜無駄を省けば全ては良くなる〜
何をうまれないところの無駄を排除して、効果を生む人がホリエモンこと堀江貴文氏。
無駄なところからは、ワクワクするコンテンツは送れない
無駄をなくした後に残るのは、何かを良くしてくれる必要なものだけです
自由とノマド
四角大輔 〜周りにあるものすべて、熱く語れます〜
「自分の言葉で魅力を語れないモノは買わない」人といえば、四隅大輔さん。
出すお金以上に価値があると思えたら投資だし、 出すお金と同じ価値かそれ未満だったら浪費
誰かに決めてもらったら痛みはない。だがそれは自分の人生を放棄しているのと同じ。好きなものリストを作ろう。
「足せるものを、足すこと」よりも、「引けるものを、引くこと」を楽しもう。 そうすれば、物理的・精神的にずいぶん軽くなる。
仕事にこだわって、丁寧に取り組んでいる姿は美しい。 ただ「すべて自分でやらないと気が済まない」という考えは生産性を下げ他の足をひっぱる。自分らしく自由に生きている人は、仕事をシェアするのがうまい。 ”仕事している感”しかない作業は自動化する
苦手は克服しなくていい。世界一好きな音を一つ決めて、そのことに時間を投資する。 あとは捨てる。そう決めた瞬間、人生はキラキラと輝き出し、誰でも自信にあふれてくる。
マナーの本質は相手の立場に立って思いやりある振る舞いをすること。完璧で美しく合理的。マナーという型をみにつけてしまえば、必要以上に気をつかわなくてもよくなる。
こちらの本から抜粋
本田直之 〜いつでも好きなところで、気持ち良く過ごしたい〜
ハワイ、日本、各国でデュアルライフをしている方。ミニマリストは身動きがとりやすく、多拠点生活やノマドライフと相性が良いです。
モノにも場所にも仕事にもとらわれず、より自由に生活したいですね。
突き抜けた生き方
ピース・ピルグリム 〜決意と信念を誰よりも強く持つ〜
生涯を平和のために捧げることを決意して以来、文字通り無一文、からだひとつで世界を歩きつづけたピース・ピルグリムさん。
このサイトに彼女のことが、より詳しく書かれています。
ピース・ピルグリムの言葉 – 【inner-wish】インナーウィッシュ
地球巡礼者って彼女だけではないってことを最近、知りました。
マークボイル 〜お金を稼がないなら、使わないをすればいい〜
お金がなくても「豊かに暮らせること」を実証してくれるマークボイル氏。
1年たっても快適に過ごしているそう。
クリス・マッカンドレス 〜欲しいものは自由だけ。究極の自由を求めて、荒野へ〜
物質的なものに困らない裕福な家庭で育ち優等生。全てを捨て自然の中で生活することを選び、自然の中で死んでいったクリス・マッカンドレス。
水着とワンピースくだけで過ごせるような場所で暮らしたい。
下着もアウターも靴もいらないターザンみたいな生活。
南国かな。
ネットがあることと、大事な人が横にいたら楽園🏖#ミニマリスト というか、ラグジュアリーな #サバイバー になりたい
— ヤドカリ👩💼 (@minimal_clear) 2018年6月27日
ハイデマリー・シュヴァルマー 〜あるもので、楽しいを生み出しましょう〜
15年間、お金を一切使わずに生活しているドイツ人女性。お金、仕事、家を手放してもまったく困ることのない、自由な生き方つづけている。まさに夢の生活! 15年間お金を使わずに生活するとても豊かな生き方 | ロケットニュース24
この実験おもしろそうですね。 私もキャンピングカー生活半年、日本一周してみたいなと思っています。 今はペーパードライバーですが・・。
彼女の動画は、英語字幕で観られます。Elades ilma rahata / Living Without Money
日常で見つけたすごい人
スーパーの袋だけでも生きられる人 〜モノへのこだわり?ないけど何か!?〜
家がないから気づけたこと 積極的にムダに非日常的経験をしてみるのもいいと思いますという話。
記事URLどこかへ行ってしまいました。
父 〜少ないけれど、お気に入りだけ〜
10年以上前に亡くなった父、遺品整理が1日かからないくらいの量でした。
無駄なものはなく、持っているものは質がいいこだわったものばかり。
私の掃除魔と潔癖(自分のテリトリーだけ)とモノへの私なりのこだわりは、父譲りなんだろうとDNAを継いだことに嬉しく思います。
遺品整理って、思い出して良かったなってことも思うこともありますが、悲しくて辛くなったりします。私が逝ったら、さっさと忘れて悲しみも終わらせて、先に進んで欲しいと思うので、できるだけ思い出させたくありません。
ということで、荷物が少ない=遺品整理が一瞬で物理的負担も、心の負担も少なくて良いなと思うのです。
最期、身近な人に処分する苦労も、思い出して悲しませることも最少にするって「ミニマリストって正義」ってことじゃないでしょうか。
ヨガの師の一人 〜より身軽に、より自由に。選ばないことを選ぶ〜
ヨガ合宿中、泊まっているお部屋に皆で行った時のことですが、荷物がオレンジの袈裟が数枚しか見当たりませんでした。
選ばないことを選ぶって、身軽を選ぶってこと。
そんなことを思いました。
飛行機が一緒だったインドのお方 〜それ以外、何が必要なの?〜
ある時、ムンバイからデリー行きの飛行機で布一枚と杖と壺?しか持っていない老人(仙人かサドゥみたいな風貌)も見かけました。
ものすごい衝撃を受けましたが、その衝撃は格好なんじゃなくて「それだけでも生きていける」のだと知った衝撃だったのかもしれません。
オーストラリアに住んでた頃の家主 〜必要なのは良い波と、それに乗る時間〜
プラスチックケースに同じTシャツ、同じパンツ、同じ下着、同じ靴下が入れてあり、毎日同じ格好でした。寝るときはアンダーウェアのみ。
フリーで仕事をして気が向いたときに気の向くままにサーフィンに出かけていました。
世界にはたくさんのミニマリストが最少限で生活を楽しんでいるということがわかります。こういう実体験に触れれば触れるほど、ここまでいっても問題なく楽しめるという自信になります。
彼にとっては、波が全て、サーフィン命!自分の好きを知っている人がミニマリストに多いと思います。
祖父 〜「ミニマリスト?それ何?サバイバリスト?仙人?何それ」「あなたです」〜
ワイルドにより自然に近い形で暮らす人、自然と共存する術を知っている人が究極のミニマリストだと思います。
きっと、そういった人って浮世離れしていて、ミニマリスト、サバイバリストっていう言葉も知らないだろうし、仙人だろうが冒険家だろうが肩書きなんてどうでもいい人なんでしょう。
私の身近にいた、ワイルドでナチュラリスト兼ミニマリストは祖父。
生き方が自然で、リアルなアウトドア生活を実践し続けた人。尊敬する師匠。
大好きな理由
- 基本生活が全てワイルド
- 自給自足
- 野草や筍、自然にあるものや場所、料理法を熟知。季節に合わせて食べる
- 野菜のクズは畑にまいて肥料
- 土に還らないものは嫌いだし買わないし使わない
- その野菜を家に入れたり、私に送ってくれたり愛情を配る
- 亡くなる限界までできる限りの努力と気力で全身をフルに使って畑仕事
- 早起きて畑仕事をして夜は早く寝る。そのルーティーンを何十年も繰り返す
- 日常で軒先で七輪で色んなものを焼きだす(美味しいからってごく自然にやるところが素敵)
- 服にこだわりはないけど、はげていても床屋へ行く身だしなみはしている
- 祖母と喧嘩したらボロボロの掘建小屋を改装し、住みだす(自由)
- 何も興味関心がないようにみえて、愛情深い
- 幼い頃から苦労ばかりだったのにも関わらず、愚痴も悪口も言わない
- 戦争体験を語るも自慢もなく多くは話さずして姿で語る
身近な仙人だと思ってました。
ワイルドでナチュラルで穏やかで優しくて強くて自由な人でした。
モノはミニマル、愛情はマキシマム
そうありたいし、そこを超えていきたい。